オルキルオト原子力発電所の近くに、フィンランドにおける
使用済み核燃料の最終処分場があります。これは使用済み燃料集合体を格納する鋳鉄製の容器です。沸騰水型原子炉の燃料集合体(幅はおよそ15センチほどです)を格納する様子が分かります。この容器を左側の銅製の円筒の内部に納めます。
これは銅製の容器の蓋です。私の携帯電話と比べて大きさが分かります。
この容器を岩盤に埋め込んだ状態を示す縮小模型です。処分場の花崗岩の岩盤は極めて安定しており、
この10億年間ほとんど変化していないそうです。
見づらい写真ですが、これは加圧水型原子炉の内部で燃料棒が並んでいるところです。燃料棒の内部で核分裂により熱が発生し、燃料棒は摂氏数百度になります。燃料棒は冷却水によって冷却されます。
これは原子炉の上部に待機中の制御棒です。原子炉を停止する場合には下方に向かって原子炉内に挿入されます。