世間「話」風聞集(「話」は実際には口偏に出の字、岩波文庫)の、元禄九および十年の章に、次のような話が書いてある。現代日本語への翻訳はブログ主なので責任は持てない(笑)。
--翻訳して引用ここから
神保市右衛門という人の孫が、どこかに供応に招かれた折に、相客の刀のはばき(訳注:鍔のところで刃を取り巻いている銀や銅などの帯のような金具)をはずしてしまった。これを聞いた神保市右衛門はただちにその孫を手打ちにした(訳注:自ら刀で切り殺した)。孫の父親(訳注:すなわち市右衛門の息子)はこれを見て逆上し、市右衛門に切りかかったが、家来どもに取り押さえられた。
後に神保家では、この父親(訳注:殺された孫の逆上した父親)は乱心の気があると公儀(訳注:江戸幕府)に届け、次男に市右衛門の後を継がせた。
--ここまで
元禄期の武士など、刀の使い方も知らないのではないかと思っていたが、そうでもないようだ。
下の画像はエステフォル大学の玄関
と付属のプール。アパートから徒歩30分。
Svoemmehall は英語に逐語訳すれば Swim Hall となる。