フィンランドのオルキルオト原子力発電所に出張しました。発電所のビジターセンターを借りて小規模な学会を開催したのです。画像は発電所で現在稼動中の2基の沸騰水型原子炉。
その西側では新たに世界最大級の加圧水型原子炉を建設中です。
一方東側には風力発電機がひとつ。
この風力発電機は、原子力発電との比較のために置いてあるようです。この画像は、2基の原子力発電の出力と風力発電機の出力を表示しています。たまたま風が吹いてない日なので、風力発電はゼロ。原子力発電は、一基当たりおよそ85万キロワット。
理想的な風が吹き続けるとした場合でも、この2基の原子炉を風力発電に置き換えるには、およそ
2000基の風車が必要になるそうです。